霧が晴れた3メートル

わたし

今日もこの星のどこかで生きている
愛しいあなた
今日もお越しいただき
ありがとうございます。


昨日、イオンに買い物に行って、
レジに並んだとき、
財布を忘れたことに気がついた。

3ヶ月に一回ぐらいあるから
自分では驚きもしない。
だいたいこういう時は
メンタル沈み調子のサインだ。

平日なら
無表情のまま振り出しに戻るのだけど、
昨日は日曜日で家族が家にいたので、
「誰か財布をお願いします」
とSOSを出した。

娘が対応してくれたものの
電話が途切れて(イオンだから?)
なかなか思うように話が進まず、
「パパに頼んだ!」とだけLINEが届いた。

しばらくして、
自分の財布を持った旦那さんが来てくれた。

「ごめーん」と言いながら
レジに付いてきてもらって、
無事に買い物終了。

旦那さんは自転車で来ていて、
「乗ってく?」と言われたけど、
荷物だけ渡して、先に帰ってもらった。

——本当に、なんてことない話。

でもね、
数年前の私たちでは、考えられないような
“家族という最小単位の社会”が
今は静かに整っている。

結婚して17年の間に、
旦那さんには何度も
「味方だとわかって欲しい」
と言わせてきた。

そんな当たり前のことを、
何回言われても、
私はなかなか理解できなかった。
拗らせていた。
自分でもよく分からないほどに。

それが、いつからか
特に旦那さんとの間の霧が
すーっと薄くなっていった。
本当にいつの間にか。

後から聞いたら、
旦那さんも同じように感じていたらしい。

今思えば
どうすればいい?何をすればいい?と
「手段」ばかりをあれこれ考えていた時は
霧は晴れなかった。

自分でも気が付いていなかった
本音の部分を見つけて
小さなことから始めたあたりから
変わったように思う。
(卍易には本当にお世話になった)

そして同時に、
「一般的な正しさ」や
「誰かと比べる基準」で
家族を見なくなったことも大きい。

もちろん、
お互いが諦めなかったことも。

「私たちはどうなんだろう?」と
今は家族の誰も心配していないし、
どこにも証明する必要がない。
それがとても楽。

この整った感じは、
家族全体に良いエネルギーとなって
循環していると感じる。
まさに“霧が晴れた”状態。


なぜ今日こんなことを書いているかというと、
ここしばらく
自分の無価値感と向き合う中で
“半径3メートル”
をもう一度見直していたから。

自分の意識が、
外へと向きすぎていたと気づいたから。

そして、
「私の価値って、なんだろう?」
その問い直しの途中にいるから。

まだ答えは途中だけど、
一旦“3メートル”に戻って充電して
また飛び出そうと思っている。

そして、
充電できる3メートルがあることが
とても幸せだと感じたから。

そしてそれは、
自分を整えてきたからこそ
作れた場所だと思う。

まずは3メートルから。

どんな時も、
自分の声を聴きながら
いつでもやり直せるからね。

今日も最後まで読んでくれて、
ありがとう♡
またね!!

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