今日もこの星のどこかで生きている
愛しのあなた。
今日もお越しいただきありがとうございます。
ブログ、とても久しぶりになりました。
少しお休みしていましたが、ゆるっと再開しますね。
今朝“言葉をそのまま受け取る”という
素敵な投稿を見かけました。
今日は、それで思い出した私の経験を
シェアしますね。
思い返してみれば、
この習慣を身につけたことで
夫婦喧嘩が劇的に減ったので、
喧嘩をやめたい人は
ヒントがあるかもしれません。
あれは新婚時代だったと思います。
第一子妊娠中で、
まだデザイナーの仕事を続けていた頃でした。
家に帰ってきた旦那さんが、冷蔵庫を見て、
「ビールがない!」と言ったんです。
この言葉は、当時の私の脳内で
「疲れて帰ってきた俺様のビールがないなんて
どうなっとんや!ちゃんと買っとけや!」
に変換されていました。
そして、
「奥さんになるってことは、
ビールを常に切らしてはいけない
ってことなのね」
と思いつつ、
「結婚するって、地獄かもしれん」
と思った記憶があります。
妄想が酷いですよね。
あの一言がここまで広がるとは、恐ろしいです。
でも本当に当時は思っていたのです。
ビールの件は、この一回きりでしたが、
妊婦で仕事もしている私は、
さすがにそこまでできないと、
(旦那さんは酒飲みで飲まない日はないし)
この時は断ることができたと記憶しています。
もしかしたら喧嘩になったかもしれないけれど。
その後も、いろんな場面で、
“言葉をそのまま受け取る”
ということができないまま妄想が広がり、
自分で地獄を作ってる、ということが
結婚生活の前半は続いた気がします。
とにかく結婚したんだから、
“良い妻にならなければ”
子どもが生まれれば
“良いお母さんにならなければ”
そんなふうに常に
“私はまだまだなんだから”
と思っていました。
そう思っていたから、
それを証明するための現実ばかりでした。
その生き方を続けて、子どもも二人に増え、
見知らぬ土地に引っ越しもした
結婚8年目ぐらいの時、
精神が崩壊寸前になりました。
そこから色々なことに取り組んで、
今では生まれ変わった気でいる私ですが、
実は今でも、
言われるとチクリと心が痛む言葉があります。
それが、旦那さんの
「〇〇ない?」という言葉。
〇〇は、たとえば食べ物だったり、
調味料だったり、日用品だったり。
“言葉をそのまま受け取る”ことができれば
ただ“何かがなかったから聞いているだけ”
なのですが、
これを聞くと、
“十分じゃない”“足りていない”“まだまだだ”と
脳内で瞬時に変換されてしまう時があります。
そして、
“私は期待に応えられなかった”
“私は完璧じゃない”
“そんな私はまだまだだ”
という妄想に発展して、
自分で自分を責め始めます。
この、妄想は、私の“傷”です。
“私は期待に応えなければいけない”
“そうでなければ愛されない”
私には、
そう思い込んでしまった傷があります。
なかなか跡が無くならないこの傷は、
何年もかけて本当によくなりました。
でも、まだ疼くし、
跡はずっと消えないかもしれない。
でも、自分で癒すことをしてきたと同時に、
わけもわからずナイフを振り回して、
お互いが傷だらけになる喧嘩が
気がつけばなくなっていました。
私たち夫婦は、付き合っていた当時、
周りに結婚を反対されるほど、
喧嘩の絶えないカップルだったのです。
結婚してからも、
やはりたくさん喧嘩をしました。
“私たちは、いい時はいいけれど、
お互いがネガティヴになると
激しく傷つけあうという相性”
と言われたことがあり、
確かにそうかもしれない、と思います。
以下が私が試してきたことです。
①できるだけ、言葉をそのまま受け取る。
(裏の意味を勝手につけない)
②何かに反応した自分がいたら、
(怒り、悲しみ、モヤモヤを感じたら)
ちょっと別室にでも行く感じで、
一旦冷静になり、
「どうした?」と自分に問いかける。
③“自分が”感じたことを“言葉”にする。
(ノートに書くとかもいい)
④落ち着いてから、伝えたければ、伝える。
これをやれば、
喧嘩が減り、
相手を傷つけなくて済み、
自分もそのことで落ち込むこともなくなり、
繰り返すパターンの元になってる傷がわかり、
自分で自分を癒すことができ、
伝えたい事もはっきりするから
ちゃんと伝わります。
一石二鳥どころか、良いことしかありません。
私は、
言われたことに反射的に反応して、
訳のわからないまま
自分も相手もぐちゃぐちゃにして、
その後にひどく落ち込む、
ということがよくありましたが、
それって、
自分のことがわかってないからだったんです。
わからなくてもがいていたんですね、きっと。
傷にも気づいてないから、
治すという発想がないし、
治し様がないですよね。
傷に気づいてから面白かったのは、
喧嘩になって
後で言いたいことまとめて聞いてもらう!
と思って休戦しても、
言いたいことが実はなかった
ということがほとんどになったことです。
(自分が聞いてあげるだけでよかった)
私は、喧嘩が悪いことだとも、
喧嘩は避けた方がいいとも思っていません。
喧嘩はできた方がいいと思います。
でも、傷つけあって消耗するだけは、
ちょっと辛いですね。
我慢比べ、体力勝負になってしまいます。
本当は、そんなためにしてる訳じゃない。
喧嘩をすることで
本当は出てきたがっている
自分の内側にあるものを発見できたら、
一番いい喧嘩なんじゃないかなと思います。
喧嘩の先にあるのは
“自分を知るチャンス”だったんですね。
“言葉をそのまま受け取る”
私も改めてやっていこうと思いましたよ。
今日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました!
いつもありがとう♡
ではまたね!!
ごきげんよう〜(*´▽`人)♡
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